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ルネサス、産業機器向けLinuxプラットフォームを発売

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RZ / Gプラットフォームは、クラウドメンテナンスと開発オプションを備えた検証済みのLinuxパッケージを提供するため、組み込み開発者はLinuxを高性能の産業機器に容易に活用できます。

RZ / G Linuxプラットフォームは、長期的なLinuxカーネルの安定性を維持するだけでなく、年間数十億ドルのメンテナンスコストを削減できるだけでなく、産業機器の開発時間とLinuxセットアップコストを大幅に削減します。

Renesas RZ / G Linux Platformの提供するCIP SLTSカーネルで、ルネサスの加藤茂樹氏は次のように述べています。「産業およびインフラ環境で動作する組み込みシステムが必要とする安全性、セキュリティ、および信頼性を確保するためには、これまでにないメンテナンス期間であり、長期的なLinuxメンテナンスの難易度を大幅に緩和し、組み込みLinux開発者の設計リスクを削減します」

産業インフラや社会インフラのアプリケーションでLinuxを維持することは、機器メーカにとって固有の課題です。

これらのマシンは通常、10年以上のサポートを必要としますが、最大LTS Linuxメンテナンス期間は約2年間です。

さらに、工業グレードのソフトウェアでは、高い信頼性、安全性とセキュリティ、およびリアルタイムまたはほぼリアルタイムのパフォーマンスが要求されます。

ルネサスでは、これらの課題に対処するために、検証済みのRZ / G LinuxパッケージにCIP SLTSカーネルを導入しました